阿武町の事業である「ふるさと学生応援便」に同封するリーフレット。

ふるさと学生応援便とは、阿武町出身で今は遠く離れて頑張っている学生さんで、今回の新型コロナウイルスの影響で帰省やアルバイトができなくなってしまった方の生活を支えるために、夏・秋・冬と3回にわたり阿武町の食の特産品5000円相当を無料で届けるという取り組みです。
第一弾では、夏が旬の福賀スイカをはじめ、阿武町産のお米、希少種である阿武町無角和牛カレーなど「懐かしいふるさとの味」が詰め込まれています。

箱を開けるとまず目に飛び込むA3サイズのリーフレット。
町長のメッセージや食材の紹介、アレンジレシピや今の阿武町のコラムなどなど「阿武町の旬」を掲載しています。

季節に合わせた旬の特産品を贈るという内容から「旬が届く季刊新聞」というイメージで制作し、全面に夏らしい青空カラーを採用しました。

先日それを送り出す出発式も無事に終わりまして、その時の町長の
「阿武町出身のこどもたちの顔や名前は、今でもひとりひとりみんな覚えている」という言葉は、小さい町ならではの微笑ましい光景でした。
第二弾では、秋が旬の梨・南水をはじめ、梨をジャムにして詰め込んだマドレーヌ、阿武町産のお米などなど「懐かしいふるさとの味」が詰め込まれています
最終号は、冬が旬のキウイ・ヘイワードをはじめ、阿武町棚田で育ったミネラル豊富なお米や地元産のおからでつくるかりんとうなどなど「懐かしいふるさとの味」が詰め込まれています。

最後の最後まで、自然の恵みが豊かで食べ物が美味しい阿武町ならではの、とても優しくて微笑ましい取り組みです。

ふるさとの温もりが、遠くの学生さんに届くお手伝いができたら幸いです。​​​​​​​
また、次年度はふるさと便を発送するダンボールのデザインもしています。

毎回町長が学生さんの住む地域と阿武町とを手書きの矢印で描き結ぶので、日本地図は忘れずに。
そこに阿武町の特産物をイラストでアイコン化して並べ、ひとつのパターンを構成しています。

ノートの罫線のようなあしらいや鉛筆アイコンを盛り込むことで学生さんへのささやかな応援の意味も込めています。
また全体的に阿武町ロゴの色をキーカラーに採用することで、郵便物らしさも出る赤色が可愛らしい印象です。

まだまだ先の見えない中ですが、少しでも学生さんの毎日の支えとなることを願っています
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