東京都町田市・神奈川県相模原市に学区がまたがる桜美林中学校。その3年生が卒業記念としてつくる学校周辺の「タウンマップ」。
総合学習の時間を使い、まちにある様々な ” もの・こと・ひと “ を中学生たちが独自に調べて取材したものを、全36ページのマップ付きガイドブックにするデザインをさせていただきました。
中学3年生、計218人が自身でアンケートをしたり実際にお店に取材に行ったりして集まった膨大な原稿や写真をもとに、こどもからお年寄りまで手に取りたくなる冊子に仕上げるというなかなか大変な作業でしたが、生徒のみなさんにとってもとても実りある経験になったようで、お手伝いできたことが素直に嬉しくなりました。
このマップを持って町田市長、相模原市中央区長へも表敬訪問もされており、今後は市内各所で配布されるようです。
またその時の模様などがいくつかのメディアに取り上げていただいています。
このマップを機に、中学生に限らず地域に暮らす方々も、地域により愛着をもってもらえると幸いです◎
▼わがまちタウンマップとは
昨年度の桜美林中学校3年生218人が総合学習の一環で、本学園の地元である町田市と相模原市を紹介する『町田・相模原 わがまち タウンマップ』を作成しました。
これは、コロナ禍で毎年12月に行っていたオーストラリアへの海外研修が中止となったことから、自分たちの生活する地域を調べ、その地域の情報を多くの人に知ってもらうために発信することも「異文化理解」につながると考え作成したもの。
夏休み前から始動し、調べるテーマ決めや文化祭での学内発表を経て、11月から本格的に調査を開始しました。
記事の作成だけでなく、実際にお店などに電話を掛けアポイントを取り、掲載承諾のお願いやその後のスケジュール調整、取材、掲載内容に誤りがないかの確認取りなど、一連の流れを生徒主体で行いました。
36ページからなる『町田・相模原 わがまち タウンマップ』には、両市のイベントや飲食店の情報、歴史、特産物、観光スポット、有名人、最新トピックなどが掲載されています。
(桜美林中学校・高等学校HPより)